二枚爪にならない為の爪の切り方
まず爪を切る前にお湯で爪をふやかします。爪は3層構造で出来ているのでしっかりとふやかして爪に弾力を持たせます。
乾燥したまま爪を切ったり、やすりをかけるのは二枚爪を引き起こすダメージを与えるので避けましょう。
まず爪切りを使用する場合、サイドを深く切り込むと巻き爪の原因になるので注意しながら1〜2ミリずつサイドから爪先と平行になるように刃先を入れ、最終的に切り落とした爪が繋がるようなイメージで少しずつカットしていきます。
爪をお手入れするヤスリの事をファイルと言います。プロのテクニックの様で難しそうに見えますが慣れると簡単で、ファイルの種類の1つであるエメリーボードは爪のサイドや裏側にも当たるので理想の形や長さに簡単に整えることが出来ます。
ファイルのコツは、爪に対して45度の角度を保ち一定方向に動かして削っていきます。押したり引いたりすると爪に負担をかけるので、一定方向に動かす事を守って下さい。
爪の手入れで保湿ケア
爪は硬い為、カルシウムで出来ていると思う方も多いでしょうが、実は皮膚と同じたんぱく質が主成分です。その為、爪は肌の一部という事になります。肌も爪も乾燥が大敵で、乾燥したまま放っておくと二枚爪や割れの原因になります。
爪も手肌と同様、充分に保湿ケアする事が一番大切です。
爪にベースコートを塗るだけで簡単に爪全体を乾燥から守り、二枚爪も防いでくれます。次のステップとして、爪の周りの皮膚を重点的に保湿ケアしてあげましょう。
保湿の方法は手にハンドクリームを塗るのと同じ様に、クリームやオイルで保湿します。爪専用の塗りやすいペンタイプのオイルケア用品も今は多く出回っていますので、好きな香りやテクスチャーを試してみて下さい。またこれからの時期はハンドパックもお勧めです。
手だけでなく爪も一緒に保湿してくれるので、時間のある時や自分へのご褒美タイムに是非お試しください。
爪に良い食べ物で二枚爪をケア
健康で美しい爪を保つ為には、主成分を形成するたんぱく質だけではなく、血行を促し丈夫な爪を作るビタミンやカルシウム、また亜鉛や鉄分不足は爪をもろくさせたり斑点を作ったりしますので、様々な栄養要素をバランスよく摂り入れる事が必要不可欠です。
魚や肉、卵や大豆には良質のたんぱく質が多く含まれています。動物性と植物性をまんべんなく上手に摂る事が一番重要です。また豚のロースや卵、牛乳やアジに含まれる必須アミノ酸はサプリメントでの応用がききません。
例えば、豚の生姜焼きには小松菜のおひたしにわかめの味噌汁を添えたり、これからの季節は鍋料理で豆腐や野菜をたくさん摂る事が出来るので、牡蠣や魚を加えた海鮮鍋にしてみましょう。
毎日の食事で上手に必要な栄養素を摂って爪の健康を保ち、二枚爪や乾燥による割れを防ぎましょう。
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